2019年最後のキャンプ・ツーリングの招集がかかる。
今回の目的地は「愛川橋」、15:00に集合。検索すると、いつもの田代運動公園の河川敷からほど近い場所にある。
相変わらず突発的な招集に、もはや驚きもない。ただ、前日に咳で眠れないほど風邪が悪化したため、宿泊は断念することと遅れて合流することを連絡する。
夕方まで体力を温存し、テントを持たずに目的地へ向かう。
18:00、「愛川橋」に到着。
先に到着していたY氏と合流。程なくしてS氏が到着。リーダーのO氏は前日の忘年会で二日酔いのため、合流時間は未定。
我々以外は数組しかキャンプ客がおらず、ほぼ独占状態。これなら周りに気兼ねなく焚き火を囲める。陣取った場所は地面が石が多くて硬めではあったが、 近くにあるトイレは清潔に管理されている。
これは良い穴場かもしれない。
田代運動公園河川敷へ向かい、薪を調達。
年末だというのにキャンプ客で賑わっていて驚いた。
今回、S氏から譲り受けたハンドルカバー。
愛川橋―田代間の往復は距離が短いものの、その効果を実感する。
焚き火の火にも勢いがつき、飯の準備を開始。
Y氏が用意してくれた甘酒をすする。寒い夜空の下で飲む甘酒、これがまた体の芯から温まり美味い。
第一弾は、焼き鳥。
炭火でジックリと焼き上げた美味さは格別。まるで焼き鳥屋で食べているかのような本格さだ。Y氏によると業務用スーパーで購入したという。
二回目の焼き鳥を焼き始めた頃、ようやくO氏が合流。焼き鳥に間に合う。
第二弾はチャーシュー塊。
すでに火が通っているので、串刺しにして回転焼き。これもなかなかの美味。
S氏が用意したしじみのコンソメスープを愉しみながら、塊に食らいつく。
次回は豚バラブロックで試したい。
ほぼ独占状態の宴。
見上げた夜空には星が輝く。小学校で習ったオリオン座を教えてもらい、星を辿る。
冬のキャンプもなかなか良い。
1:30、気温は0℃を若干下回る。
3時間ほど前よりも明らかに冷え込んできたのが分かる。燃え盛る焚き火の前に陣取っている分には温かいが、少しでも火が弱くなると途端に冷えが身体を襲う。
これは寝たら凍死するな、と頷きあう。
言ってるそばから爆睡する約一名。
100%のハンドルカバー装着率。
見た目なんぞに気を取られてはいけない。
3:30、お開きの時間。
バイクのシートを白くする霜にたじろぎつつも、バイクに跨り帰路へ。
「見せてもらおうか、ハンドルカバーの性能とやらを」
極寒の山道を走り、ハンドルカバーの真の効果を体感する。0℃以下の山道を走り出しても全く手が冷えない。この絶大な効果に、思わずにやけてしまう。
これに加えて、ワークマンの「RIDE ON(ライドオン)イージス防寒ブルゾン」が寒さに対する性能を発揮する。首周りが少し広いため、ネックウォーマーをすれば上半身の防寒は死角を埋められるだろう。
それだけに、タイツとジーンズでは守りきれない下半身の冷えが今後の課題となる年末ツーリングだった。
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