八戸周辺をひと走り。LR1「うみねこライン」を気ままに走る。
まずは水揚げ量が全国トップクラスの「八戸漁港」。
夕方だったので閑散としていたが
日の傾きが絶妙だったので記念に一枚。
巨大なテトラポットが整然と並べられている姿は見応えがあった。
ウミネコに占領されているという「蕪島神社」。
階段を上り、足を踏み入れてみると
占領されているどころの話ではなかった。
ウミネコにとっては聖地だろうが、この数は半端ない。
狛犬だけでなくウミネコも出迎えてくれるのが「蕪島神社」。
カメラを向け、シャッターを切ろうとすると
威嚇される始末。
勝てそうにない数だったので退却。
縦横無尽に飛び交うウミネコ。ヒッチコックの『鳥』を彷彿させる。
「うみねこライン」の脇を八戸線が通る。これまた情緒あふれる光景。
まるで要塞のような「葦毛崎展望台」。
実際、展望台は太平洋戦争時の軍事施設で、しかも駐車場は江戸時代の八戸藩が異国船監視のため陣屋を置いていたらしい。
【参考】
葦毛崎展望台と鮫角灯台 太平洋を一望できる映画のようなロケーション
傾きつつある西日の中、LR1「うみねこライン」を満喫する。
ホテル近くにあった郷土料理『うろこ』。
目的の一品を求めて暖簾をくぐる。
注文したのは、八戸名物「せんべい汁」。
せんべいといっても、鍋に入れるために小麦粉でできたもの。
食感は餅に非常に近いものがある。
鍋もさっぱりとした味で、あっという間に平らげる。
「東北・療養ツーリング(6)―深夜徘徊―」へ続く
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