映画『天使のくれた時間』を観た

アマゾン・プライムで「見放題が終了間近の映画」を眺めてたらニコラス・ケイジ主演の映画を見つける。

あらすじだけで何となく想像がついてしまうようなベタな話だが、ニコラス・ケイジが好きなので観る。

ニコラス・ケイジ演じるジャックはニューヨークで成功を収めた完全無欠の独身エリートなのだが、どうしてもしっくりこない。どことなく哀愁を漂わせる雰囲気こそのニコラス・ケイジという先入観があるせいか、違和感を感じたまま物語が進む。

ジャックが天使(?)と出会い「その世界」で目覚めてからニコラス・ケイジが本領を発揮する。何がなんだか分からず悲壮感を漂わせながら、別世界の日常を過ごす姿が喜劇で笑いを誘う。

そしてティア・レオーニ演じるケイトは「その世界」で家族への愛情あふれる天真爛漫なジャックの妻となっている。明らかに夫の言動がおかしいにも拘わらず、あまり気にも留めないところが大らかでいい。雰囲気が似ているからか、メアリー・スチュアート・マスターソンを思い出した。

現実では大手金融会社の社長だったが「その世界」のジャックはタイヤの小売り店で仕事をしている。一体どうやって順応していったのか気になったが、そのあたりは端折られていた。他にも突っ込みを入れればキリがないだろうが深く気にしてはいけない。

次第に馴染みつつあった「その世界」から急に現実に引き戻されるのも、そこからラストに向けてもお約束のような展開が続く。それでもそこはニコラス・ケイジ。悲壮感を漂わせながら必死で愛を訴えるジャックの姿は誰にも負けない。そして驚きながらも慈愛に満ちた表情で聞いているケイト。分かりきっている流れにも拘わらずじんわりと涙を誘う。

ただ、子ども達はどうなるのだろう?と気になった。

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