伊豆半島日帰りツーリング

宿も決めてた名古屋ツーリングが、急遽、伊豆半島日帰りツーリングに変更となる。

先月、河津桜を見にソロで訪れたが、今回はマスツーリング。しかも、このメンツでは初のロング・ツーリング、否が応でも期待と不安は高まる。

前日に大まかな日帰りルートを設定。

飯や温泉は行き当たりばったり、平塚のローソンに7:00集合と決定する。

5:45、毎度のごとく夜型生活からの調整に失敗、大した睡眠も取らずに出発。

国道16号から国道129号を順調に南下し、集合場所に向かう。天気予報では絶好のツーリング日和で日中は気温が上がる一日だが、万が一を考えて先月のツーリングと同様の防寒で出たのは正解だった。明け方はかなり寒い。

6:55、集合場所の「ローソン平塚宮松町店」に到着。

先着のY氏もほとんど寝ておらず、しかも6:30には到着してたという。程なくしてS氏が合流、S氏も仕事で満足な睡眠をとってない。しかし皆、はやる気持ちを抑えつつ、談笑しながらリーダーを待つ。

しかし、リーダーO氏がなかなか来ない。この時点でソフトクリームのゴチが確定する。待ちくたびれた頃、O氏から返信。

誰もが予想していた展開に、集合場所を箱根ターンパイクの小田原料金所に変更する。

7:30、「ローソン平塚宮松町店」を出発。

左手に大磯の海を眺めつつ、西湘バイパスを順調に進む。途中、料金所でS氏とはぐれたり、間違って「早川IC」で降りるトラブルもご愛嬌。

8:10、「アネスト岩田ターンパイク箱根 小田原料金所」に到着。

料金所前の駐車場に停め、ひたすらO氏が来るのを待つ。目の前を車やバイクが続々と通り過ぎる。駐車場には珍しいビモータも2台。ちょっとした鑑賞会を楽しむ。

さっそうとロードスター軍団が料金所を通り過ぎる。

次々と通り過ぎるバイクや車を眺めるのも楽しい。

次々と通り過ぎるバイクや車を眺めるのも楽しい。

次々と通り過ぎるバイクや車を眺めるのも飽きる。

9:20、一時間を過ぎ、ようやくリーダーO氏が到着。

バイクから降りるや、言い訳を始める。1速、2速、3速のギヤの入りが最悪で、しかも全然吹けないらしい。

この時点で飯ゴチが決定する。

9:35、 「小田原料金所」を 出発。ようやくゲートをくぐり抜け、「箱根ターンパイク」を駆ける。

9:50、「アネスト岩田スカイラウンジ」に到着。

先月も来たばかりだが、ここからの富士山は何度眺めても惚れ惚れする。

ここで次の目的地を「峠の茶屋」に決定する。

10:20、「スカイラウンジ」を出発。箱根ターンパイクから「伊豆スカイライン」に入り、南下開始。

11:20、「 峠の茶屋 」に到着。

古民家が醸し出す、時代を重ねた味のある佇まいがいい。しばし外観を鑑賞する。

この時間にもなると、さすがに防寒着のままでは暑いので脱ぐ。

今は役目を終え、回らない水車も趣があってよい。

店内も渋い。囲炉裏の中央に座す、ゴツい丸太から巻き上がる煙もいい。

「そば丼(冷)」(1,485円)を注文。

擦り下ろしたワサビの香りを楽しみつつ、とろろ丼と蕎麦を楽しむ。

ただ、食事の最中にも耳をつんざく排気音をぶち撒け、無謀な追い越しをしながらバイクが通り過ぎる。「人の振り見て我が振り直せ」が浮かぶ。

飯を食いながら、ルート変更を協議する。県道15号で内陸を大きく廻る当初の予定から、国道136号で小さく廻るルートに変更する。そして次の目的地を「牧場の家」に決定する。

決して「ループ橋」に恐れをなした訳ではない。

12:40、腹を満たして「 峠の茶屋 」を出発。

伊豆スカイラインの「冷川IC」を降り、県道12号と国道136号で伊豆半島を横断する。途中でガソリン・スタンドを見つけるが、痛恨の休店。細かいことは気にせず、ワインディングを楽しむ。

13:25、西天城高原「牧場の家」に到着。

店内に入ると、店員のおばさんがレジと厨房をせわしなく行き来する。どうやら飯物は相当時間が掛かるらしい。ソフトクリームはすぐ出せるようだ。

14年振りのソフトクリーム(300円)に再会。小ぶりながら濃厚な味わいが堪らない。

ソフトクリームを喰らいながら、次の目的地を「修善寺 虹の郷」に決定する。

14:10、「牧場の家」を出発。

県道411号「西天城高原線」と県道127号「西伊豆スカイライン」を北上、快走路を心ゆくままに堪能。木々に囲まれた伊豆スカイラインもいいが、視界が開けて見通しの良い西伊豆スカイラインもまた格別だ。

14:50、テーマパーク「修善寺 虹の都」に到着。入口前で協議し、次の目的地を「伊豆・村の駅」に決定する。

15:00、休憩もそこそこに「虹の都」を出発。

ルートは違うものの、先月のツーリングで夕方の渋滞にハマった区間。だが、今回は順調に北上を続ける。かなり燃料が厳しくなった頃、古奈交差点でガソリン・スタンドを発見して給油離脱。

後でY氏から聞いた話だが、この区間で車が田んぼにダイブしていたらしい。

15:40、食のテーマパーク「伊豆・村の駅」に到着、合流。

「まぐろ道場」の海鮮メニューと、たまご専門店「TAMAGOYA」の響きに惹かれる一方、疲れと睡眠不足が重くのしかかる。

揚げたての「みしまコロッケ」(162円)を購入。グランプリ初代王者の味を噛みしめる。

次の目的地となる温泉を探す。いくつも候補が挙がる中、誰かが冗談で見つけた「小田原コロナワールド」を猛烈に推す。この熱意が伝わり、次の目的に決定。

ここで仲間から勧められた「Y!カーナビ」に切り替え、使い心地を試す。

16:45、「伊豆・村の駅」を出発。

ところが出発早々、ナビ中の画面上に警告が表示される。

これが何度消しても表示される。この表示が邪魔で画面が見えず、挙句の果てにルートを逸脱してしまう。諦めてナビをグーグル先生に戻し、再出発。

ところが、今度は県道732号「東海道」に入った途端、大渋滞に巻き込まれる。ストップ・アンド・ゴーの繰り返しで悟りの境地の入る。

19:00、「小田原コロナワールド」に到着。

もっと前に到着していたのだが、入口が全く分からず建物周辺をしばらく彷徨う。ようやく辿り着いた玄関前で「二度と来るか!」と心に誓う。

ザラついた気持ちのまま受付で「入浴+感謝御膳セット」(1,680円)を選び、浴場へ直行する。

疲れ切り冷え切った身体を、ジェットバスが極楽へと導く。しっかりと温まった後の夕食「感謝御膳」は食べごたえあり、「小田原コロナワールド」を高評価へと改める。

「新型ウイルス」と表記するところに意地を感じる。とんだトバッチリで苦しい状況ではあると思うが、ぜひとも頑張ってほしい。

食事後、S氏とY氏は帰路へ、O氏と自分は休憩室で仮眠をとる。

0:20、「小田原コロナワールド」を出発。

小田厚道路「小田原東IC」から「厚木西IC」へ向かい、国道129号と国道16号を北上。

1:40、帰宅。…日帰りじゃない。

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