「奥多摩ツーリング」に行ってきた

奥多摩にライダーズカフェができていたことをネットで知り、久しぶりに奥多摩に向かう。

8:00出発の予定が、起きたら昼前。11:57、戦意を失ったまま出発。曇り空だが蒸すような暑さに、パーカーすら脱いで軽装になる。

国道16号「八王子バイパス」を北上、都道169号「新滝山街道」に入る。思ったよりも道が流れていて気分が良い。

今回は音声入りでアクション・カメラの録画を試みた。記録されていた自分の歌声を帰宅後に聞いて死にそうになった。

グーグル先生のナビ通りに走っていると、何となく既視感のある景色が流れる。先日、初のソロ焚き火の際に薪を購入した「気まぐれ無人薪販売所」に入る交差点だと気づく。

かつて使い慣れた都道45号「吉野街道」に接続。流れに任せて走っていると、軽く体調に不安を覚える。

13:10、「セブンイレブン 奥多摩古里店」に到着。ここで水分補給がてら小休憩をいれる。体調に若干の不安があったので、ここで引き返そうかどうか迷う。

さらに、この時点でSDカードが一杯となり動画撮影が終了。なぜ過去データを移行してなかったのか…

雨がぱらついてきたので、とりあえず様子を見ながら出発。

前方には明らかに怪しい暗い雲が見える。なぜ雨具を持ってきていないのか…

久しぶりの「小河内ダム」を撮影。どのくらい久しぶりなのだろうと帰宅してから調べてみたら、2020年6月20日に訪れていた。約1年ぶりになるのか。

木々の隙間から奥多摩湖を眺めながら走る。真横の湖を眺めながら湖畔を走るのは、実はとても贅沢なことではないか。散々通い詰めた道なので、あまり意識したことは無かったが。

時折、リズムに乗って調子よく走る。ただ、長いトンネル内は体調が若干落ちる。

いつもなら「奥多摩周遊道路」に曲がる交差点「深山橋」を直進して「大菩薩ライン」に入る。塩山方面に向かうのは実に10年以上振りだ。懐かしいトンネルや新しく整備された道を眺めながら先を進む。

14:00、本日の目的地『Rider’s Caf’e 多摩里場』に到着。

こじんまりとした店内はライダーズ・カフェの雰囲気たっぷりで、外にはゆったりと寛げそうなテラスもある。カレーを注文した後にカウンターに座り、しばらく待つ。溶き卵入りスープをすすりながら、しばらく待つ。

カウンター越しの窓から見える新緑を眺めつつ、芳しくない体調のことを思い巡らす。とても自分には似つかわしくない台詞が浮かぶものの、おかげで吹っ切れる。

お目当ての「多摩里場キーマカレー(1000)」が登場。

彩り豊かな盛り付けが目を楽しませてくれる。半熟卵を崩しながら辛さ控えめのキーマカレーを頬張る。思ったよりもボリュームがあり、食べごたえもある。

次回は「丹波シカドッグ」を食べたい。

本日の目的を達成した後、下山の道を走る。

前方に見える橋「諸畑橋」を眺めながら、人生の「架け橋」について色々と考える。

14:55、緊急事態宣言下で道が封鎖されてるかどうか未確認だった「奥多摩周遊道路」に到着。

全駐車場が閉鎖されていたものの、幸い道路は閉鎖されていない。久しぶりの周遊道路を楽しむ。

閉鎖中の「川野駐車場」。

このご時世だから仕方がない。緊急事態宣言解除後にまた訪れることにする。

緊急事態宣言下だからなのか、それとも天気のせいなのか、日曜の午後だというのに空いた周遊道路を気分良く走る。

標高が高くなるにつれて雨で濡れて光る路面があり、周囲を靄が覆う。ひんやりとした空気が心地よい。

15:20、意外にも開いていた「檜原都民の森 駐車場」に到着。

バイクは数台ほど先客がおり、車は結構な台数が停まっていた。ミルクティーをすすりながら、まったりと新緑を楽しむ。

トイレに行くたびに目に入っていたオブジェ「自転車ゆりーと像」。

都民の鳥ユリカモメとアスリートをかけたらしいが、都民の鳥がユリカモメだと初めて知った。そもそも「都道府県の鳥獣」が指定されていることすら知らなかった。

よく見ると、ゆりーとの目が本気だ。

休憩後、都道206号「檜原街道」を下る。

気分良く下っていると春夏秋冬の景色が絵になりそうな民家を見つけ、引き返して写真に収める。下界に降りきった頃には下界の暑さもすっかり和らいでいた。

17:20、気分良く帰宅。

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