【パニック障害】電車リハビリで少し遠出をした

出張で東京に来る中学時代の友人から、今週末の夕飯の誘いが入る。

コロナの自宅療養は明けたがパニック障害を抱えているため、滞在先の川崎まで電車で辿り着く自信がない。とはいえ、久しぶりの再会なので積もる話もある。そこで電車のリハビリとして、かつて乗り換えで使っていた「JR登戸駅」まで向かってみることにする。

久しぶりに南武線に乗ったが調子を崩すことは無かった。このまま「JR溝の口駅」あたりまで行けそうな気がしたが、ここで失敗して苦手意識を抱えるのを避けるため無理をするのは止めた。

「JR登戸駅」に降り立つ。

無事に到着したことに安堵しながら改札を出る。もう少し賑やかなイメージがあったが、そもそもほとんど降りたことが無いので思い違いだろう。居酒屋を物色しながら周辺を少し散策した後、帰りの電車に乗り込む。

行きの電車内で立ち寄ることを思いついた「JR稲城長沼駅」に降り立つ。

これを見に来た。

実物大の「スコープドッグ」、約2年振りの再訪だった。今にも動き出しそうな重厚感ある佇まいは健在だった。

前回はシャッター越しだった「ガンダム」と「シャア専用ザク」も、今回は間近で堪能できた。

駅周辺を少し散策。何とも味わい深い小道を見つける。

帰りの駅のホームで「修学旅行」専用車両に出くわす。小学生が先生に引率されてホームに並んでいた。

椅子に座って電車を待っていたが、遅延のアナウンスが流れる。軽い焦燥感がよぎるが、何とか遣り過ごす。

電車内から見えるいかにも怪しい雲。電車内でも雨の注意を呼びかけるアナウンスが流れるが、これは初めて聞いた。

最寄り駅に到着して歩き始めたあたりからポツポツと雨粒が落ちてくる。急ぎ足で自宅に向かい、本降りになる前に到着。

夜散歩。

体温を測ると37.0℃。自宅療養が明けた後も微熱のある日がある。色々と気になり始めるが、不安をかき消すように散歩コースに向かう。夕方の薄暗い厚い雲とは違い、柔らかな雲が夜空に漂う。

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