明け方、仕事でミスをやらかしたかもしれないという疑いが膨らむ。
作業の確認はしたはずと自分に言い聞かせるが、あれこれ考えても仕方ないので仕事先に向かう。電車は問題無かったが、久しくバスは乗っていない。駅からタクシーを使うことも考えたが、リハビリだと思ってバスに乗り込む。バスの中では睡魔が強く、ざわつく感じも不安も起きなかった。
仕事先に到着して作業の確認をするとミスは無かった。ダイエットのため歩いて帰ろうかとも考えたが、一睡もしない身体では厳しいと思い直して再びバスに乗り込む。バスの中ではうたた寝して気づいたら終点だった。そして電車で帰宅。
午前中に眼鏡修理に行く予定を諦め、布団に入る。
夕方、『宇宙から見た第二次世界大戦』を昨夜の続きから観る。
ノルマンディー上陸作戦を成功した連合国軍が英国-仏国間にパイプラインを敷設したことを知る。戦争の真っ只中にそんな施設を設ける能力に驚いた。それと硫黄島や沖縄で多くの死傷者を出した米国が、日本本土への原爆投下を正当化し続けるのも分かる気がした。
だからといって大量破壊兵器の正当化が許されるわけではないが。
夜、バイクでリハビリを思い立つ。
目的地は立川。立川まで向かえれば、佐竹氏とのビリヤード対決が再開できる。とはいえ、もはや液晶のメーターパネルすら点灯しないほどバッテリーが上がりきっている。いつものように押し掛けを繰り返して何とかエンジンを回す。
いざ立川に向かうが、出発して間もなく重大な問題に気づく。更新した自賠責シールを新しいのに張り替えておらず、慌てて引き返す。ナンバープレートに新しい自賠責シールを貼り、自賠責証のコピーをバイクに積む。改めて出発しようとするが、またエンジンが掛からない。
何度も押し掛けしていると汗だくになり、心拍数を見ると177まで上昇している。これはパニック発作時を遥かに上回っているが、発作とは違い恐怖も不安も生じない。深呼吸して呼吸を整えて落ち着かせる。
くたくたになり再出発は諦めたが、バイクでリハビリにはなったかもしれない。
もっとも、GHQを待たずとも、漢字の廃止論は、戦前からあった。
有名なのは、明治期の「郵便制度の父」前島密である。前島は、江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜に仮名文字での教育の普及を建白した。
GHQだけではなかった「漢字廃止論」 いま、漢字を使い続ける意味を考える
天羽氏の話が気になってググってみると「漢字廃止論」なるものを知る。戦前から漢字廃止論があったとは知らなかった。
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