母の命日に花を忘れる

母親の命日、寒さで夜明けに目覚める。

窓を開けてタオルケット一枚では厳しかったらしく鼻水が流れ始めた。布団の中でダラダラしてるうちに鼻水は止まったが、二度寝もできずに頭が重い朝を迎えた。

前日、台風は温帯低気圧に変わったものの、すっきりしない曇り空の一日。

夕方、片頭痛の兆候が現れる。酷くはならなかったが軽めの鈍痛を引きずる。

帰り際、他所様の子どもを預かる苦労話を聞く。上京して半年が過ぎて気持ちが緩むのも分かる。その一方、他所様の子どもを預かっている責任も分かる。自分が上京したての頃を思い返す。夏休み前にすでに学校に行かなくなってた。気持ちが緩むどころの騒ぎでは無かった。

あれこれ考え事をしていたら母親に花一つ用意することすら忘れる。親不孝っぷりに溜息が出るが、一日遅れになるのは我慢してもらう。

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