
中学時代の友人N氏が東京に来るというのでお台場で合流。
お台場に向かうのは久しぶりだ。ゆりかもめは5年ぶり2回目。モノレールのような細い不安定な感覚とは違い、幅広の道路を走っているような感覚で高所恐怖は感じなかった。目的の駅まで景色を楽しんだ。

『日本科学未来館』に到着。
N氏と入口前で再会を果たす。ここで開催中のイベントをN氏が見学した後に合流する予定だったが、体調も保ちそうだったので同行する。

入口を入ると目の前に現れる地球に圧倒される。リクライニング・シートに横になって暫く眺める。映像が見事だ。

特別展「チ。 ー地球の運動についてー 地球(いわ)が動く」を見学。
N氏から天動説と地動説を巡る話とは聞いていたが、放映中のアニメも見ておらず原作の漫画も知らなかった。あらすじも知らないまま勢いで会場に入る。

はじめの展示パネルから惹き込まれる。
主題である天動説と地動説の歴史や解説もさることながら、命を賭けてまで信念を貫こうとする登場人物たちの言葉の力に圧倒される。彼らが紡いだ言葉の数々が突き刺さり脳天を揺さぶる。科学とは何か?事象にどう向き合うか?生き方まで問われた気がして色々と考えた。それは哲学だった。
「自由の定義は?」
「そう問えること」
しびれた。
ちなみに「天文助手用」を選んだ「地動説研究ノート」は一問ミスっていた。

特別展を堪能した後に桜を楽しむ。河津桜ではなさそうだが一足早い桜を愛でる。

N氏から「的場のかけら」を貰う。開けてみると仄かに的場中学校の香りがした気がする。

久しぶりのユニコーンガンダム。なかなか賑わっていた。
結局、この日はこれで解散。
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帰宅後、漫画『チ。―地球の運動について―』を一気読みした。
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