同時多発テロから4年

同時多発テロから4年。
奇しくもこの日、日本では衆院総選挙。

ある程度の予想はあったものの、300議席に迫る自民党の圧勝。
争点を郵政民営化の是非に絞った小泉を褒めるべきか
みすみす相手の戦略に陥った野党を責めるべきか。

衆院解散は国民に信を問う、数少ない手段のひとつである。
従って、小泉のライフワークである民営化の是非を
解散・総選挙によって国民に問うことは理解できる。

一方で、この国の抱える問題は、郵政民営化だけではない。
ひとつの政策が否決される度に解散・総選挙をやっていては
とても立ちゆくものではない。

何よりも、今回の国民の意思は郵政民営化に対する意志表明であり
決して他の政策までも肯定した訳ではない。
それにも関わらず、今回の圧勝を背景に
他の政策までも数の論理で押し切っていく。
それが一番怖い。

ところで、おまけみたいな国民審査、あれはどうにかならないのか?

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