津波の中で撮影するカメラマン

Mail Online(他に三枚の連続写真あり)より

東京新聞:濁流一気退路なく 津波の釜石無事に生還:社会(TOKYO Web)

岩手県釜石市の釜石港近くで、地元紙・岩手東海新聞社の記者だった千葉東也(とうや)さん(36)が津波にのみ込まれる場面を、国土交通省釜石港湾事務所 職員が撮影していた。千葉さんは奇跡的にすり傷や打撲だけで生還。写真は、何もかも容赦なくのみ込む津波の猛威を伝えている。

ただただ圧倒された。荒れ狂う津波に圧倒された。そして、その中でカメラを構える姿に圧倒された。生存への欲求よりも写真を撮ろうとする欲求。これは本当に凄いと思った。

彼の行為に対して批判もあるだろう。彼の行為は勇敢ではなく無謀であり、写真を撮るよりもまず逃げるべきだと。彼を助けようとしたために二次被害が起きる可能性だってある。

そうした意見が出るのも当然であろう。それでもやはり彼は凄いと賞賛してしまうし、写真を撮りたいという彼の気持ちに共感してしまう。写真を撮りたいという欲求は時に恐怖にまさる。卑近な例だが、高所恐怖症のくせに、良い景色を撮りたいがために身を乗り出してしまう気持ちを思い出す。

生への欲求に優る欲求があること。それが人間たる所以のひとつだと思う。

ぼちぼち生きてます。

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