責任

シンポジウム「平和と安全のための国際協調戦略」に出席。

いつもの通り、遅刻して会場入り。
JICA理事長、緒方貞子氏の基調講演を途中から拝聴。

講演の中で取り上げていた、「責任ある主権」という概念。
それは自国の人々だけではなく他国の人々に対しても
生命を脅かす脅威に対して責任を追う義務があるという。

主権の持つ「権利」の側面だけではなく
権利に伴う「義務」の側面を主権に取り入れる試み
それ自体は、とても大きな意義を持つ。

ただ、辞書を見ても、主権とは「国家の持つ最高の(権)力」である。
その権力に「責任ある」とつけただけでは
責任が力に付随する、従属的な位置づけに陥る危険がある。

もちろん、現実には、今の主権に手綱をかけることは難しい。
緒方氏も言及した「保護する責任」概念が
「義務」という言葉では無く、「責任」という言葉を用いたように
義務としたのでは、国家の反発も招きかねない。
高い理念を掲げても、それが取り入れられなければ何も始まらない。
はじめの一歩としての責任、そこに大きな意味がある。

それでもやはり、最終的に求めていかねばならないのは
「主権」に対置する「義務」である。
国家だからといって、何をやっても構わないわけではない。
国際社会が「万人の万人に対する闘争」状態にならないためにも
より高い目標を見据えて行かなくてはならない。

寝不足のため、講演は途中から睡魔との闘争に変わっていました、、、

ぼちぼち生きてます。

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